オリジナルの手編みのミトン
北欧やバルト三国の伝統パターンを、現代的なカラーで復刻した、当店オリジナルの手編みのミトン。それぞれの柄に合わせた毛糸をひとつひとつ選び、ラトビアのおばあちゃんたちがひとつひとつ手編みで編んだ、繊細なミトンです。
今年のテーマは、”Scenery of the forest ~ 森の景色”。毎朝歩く森の道で出会うエゾリスや、小鳥たち、シカやうさぎなどの北の動物たちをミトンの中に描きました。
お問い合わせの多かった森のミトンの復刻カラーも登場します。
スウェーデンのHalland地方に伝わる、アザミのような花柄のビヤルボーと呼ばれるパターンを伝統の、赤、ネイビー、白のトラディショナルな配色で編みました。ネイビーのピーコートの差し色にぴったりな発色の良いトリコロールカラーと、華やかな柄は冬の着こなしを楽しく演出します。
デンマーク領フェロー諸島のウールを使った、sirri yarnを使ってラトビアのおばあちゃんが編みました。
洗いをかけ、使うほどにウール表面がやわらかく変化していきます。
秋から冬にかけてぷっくり冬毛に変わった愛らしいリスの姿をカフに編み込みました。伝統柄の端からちょこっと顔をのぞかせるリスの姿は、森の妖精のよう。やわらかなリスの毛のようなカフェオレ色はフェロー諸島のウールを使った、sirriの毛糸を使っています。しっかりと羊毛がからみ、目が詰まった編地は、風を通さず暖かい仕上がりです。
大人っぽいつややかなカシス色は、ノルウェーメーカーDropsのウール毛糸を使用しています。
適度に空気をふくんだ柔らかくしっとりとした質感は、暖かく手を包み込みます。
エストニアのパターンにある森の模様を編みこみました。バルトの深い森や、雪景色の中の森を思わせる木々が並んだ柄は北国の身近にあるモチーフです。モノトーンの服装にも合う、きりりとしたチャコールグレー、ブラウン、森の木々を思わせるグリーンの森柄のミトンは、甘さを抑えた、ジーンズにセーターなどのカジュアルな服装にも合うミトンです。
こちらのチャコールグレー、ホワイト x フォレストグリーンは空気を良く含んであたたかいノルウェー産ウール毛糸を使用、毛糸の撚りはややゆるめ、ふんわりとした質感です。
エストニアに伝わるキューブ柄の模様を、青、緑、紫のグラデーション毛糸で編み、カフにうさぎの柄を編み込みました。シンプルな柄に、海や山の色を思わせる自然な色変わりを楽しめる、甘すぎない大人のミトンに仕上がりました。
ノルウェーメーカーDropsのウール毛糸を使用。北欧カラーの大人っぽい色合い、つややかで、適度に空気をふくんだ柔らかくしっとりとした質感は、暖かく手を包み込みます。
イギリスのサンカ手袋のパターンから取った鳥のミトンパターン。 難しい細やかな柄を、ラトビアの編み手さんはしっかり再現してくれました。 四角い枠に入った鳥の柄が、カゴの中の小鳥のような雰囲気の、愛らしい小鳥のパターンです。 オフホワイトの地に、軽やかなエメラルドグリーンの鳥を描いたミトンは一枚の絵のよう。
ノルウェーメーカーDropsのアルパカ毛糸を使用。北欧カラーの大人っぽい色合い、つややかで、適度に毛糸に油分の残った柔らかくしっとりとした質感は、ちくちくせず、気持ちよく手を包み込みます。
こちらもイギリスのサンカ手袋のパターンから取ったトナカイのミトンパターン。細やかな柄が全面に編まれた繊細な編み込み柄は、どことなくヨーロッパの北国の紋章を思わせるきりりとした柄です。
ややグレイッシュな大人っぽいブルーの毛糸は、ノルウェーメーカーDropsのメリノウール毛糸を使用。北欧カラーの色合い、つややかで、適度に空気をふくんだ柔らかくしっとりとした質感は、暖かく手を包み込みます。